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焼却炉からガス冷却室へ送られてきた排ガスは、排水噴霧によりその温度を、次の工程に最適な温度まで冷却され、空気予熱器へ送られます。空気予熱器では、排ガスの余熱を利用して、焼却に適した温・湿度の空気を作り出し、焼却炉に送ります。その後消石灰を適宜使用し、排ガス内の飛灰(ダイオキシン)を落ち着かせて機械式集塵機(BF:バグフィルター)へ送られます。機械式集塵機内では、ろ布と呼ばれる布で飛灰と排ガスを分離させ飛灰を取り除きます。ダイオキシンを取り除いた後の排ガスは誘引送風機を経て、煙突より外気へ放出されます。又、バグフィルターにて摘出された飛灰はダストコンベヤへ払い落とされて灰固形化施設へ送られます。
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